材料選定における品質向上・コストダウン事例

Ⅱ-3.SUS304からSUS440Cへの材料変更によるコストダウンのポイント-2

Before
SUS303など非磁性材を研磨する場合、マグネットに付かないため、バイスなどにセットして固定する工程が増えます。パーツ下部に空間ができるため、熱の逃げどころが減り、形状によっては熱によるパーツの変形も懸念されます。
After
SUS440Cなど磁性材を使用することでマグネットに直置きできるため、研磨工程の段取りに掛かる時間を短縮することができます。熱もマグネットベースに逃げるため、寸法精度も出しやすくなります。
耐錆性を目的としてステンレス材を使用する場合、後工程を考えると磁性のないSUS303 よりも磁性のあるSUS440Cなどを使用すると、段取り短縮によるコストダウンを実現することができます。錆の対策でステンレス材を使いたい場合、磁性があっても構わないのであれば、コストダウンに繋がります。

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