設計段階における品質向上・コストダウン事例

Ⅰ-2.ピン形状の金型におけるパーツ分割化によるコストダウンのポイント

Before
金型パーツにおいて、上図のような一体物でピン形状の金型を製作する場合、ピンの先端が折れてしまうと、再製作に時間・コストがかかってしまいます。試作型であればさほど問題にはなりませんが、量産型であれば損失は大きくなります。
After
分割パーツを連結させた構造で金型を製作します。そうすることで、ピンの先端が折れた場合、または消耗して交換が必要となった場合、その箇所を再製作して取り替えるだけで済みます。
ピン形状の金型は、消耗よりも折損による交換が多く発生します。金型全体が消耗する場合、製作にかかる工数が少なくコストが安い一体物をおすすめします。折損であればメンテナンス費用が少ない分割パーツのほうが材料費や製作工程数から見ても、将来的にコストが安くなります。

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